展覧会・本などの紹介
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ウェブジャーナル《-oid》創刊記念イベント<Call & Reponse>
《-oid》オイド は、2022年3月に人類学とアートの研究・実践に携わるメンバーが立ち上げたウェブマガジンです。「メディア=かたちにこだわらない」「表現するジャンルを問わない」「活動するシーンを越える」をコンセプトに情報を発信してきました〈Call and Response〉では、お招きしたゲストとともに(=call)現在のメディアやアートをめぐる状況について見なおし、ホスト側である《-oid》のメンバーからのインタビュー、トークやサウンド制作で応答をしながら(=response)、学術的な「研究」とアートの「現場」が交差しつつ開かれた場をつくり、《-oid》のあり方について、対話を通して考えていきたいと思います。
日時:2022年11月25日(金)19:00-21:00
場所:オンライン 参加フォームはこちら
(〆切:11月24日(木))参加無料
3331 Arts Chiyoda より 配信
7月18日、カナダの作曲家R.マリー・シェーファーの誕生日は、World Listeing Day に定められています。毎年サウンドウォークやリスニングパーディーなどが企画されます。「サウンドスケープ」の提唱者として知られるシェーファーは、「世界の調律」Soundscape:The Tuning of the Worldの著者であり、また音環境運動の創設者のひとりでした。彼が1960年代後半に設立した国際プロジェクト World Soundscape Project は、現在の音響生態学などのアプローチに大きく貢献したと言えます。
「フィールド・レコーディング入門 響きのなかで世界と出会う」
「フィールド・レコーディング入門 響きのなかで世界と出会う」(フィルムアート社)刊行記念選書フェアの刊行を記念して、ジュンク堂では、著者の柳沢英輔さん(音文化研究)が選書した特設コーナーを設置しています。ユクスキュルの「生物から見た世界」、生物音響学会(編)の「生き物と音の事典」、スターンの「聞こえくる過去」……..そのラインナップは、サウンド × 人類学、環境 × 人間について、 あるいは私たちの「内にある」響きについて、耳を傾ける機会を与えてくれることでしょう。
河原で不便を楽しもう!多文化・環境共生型野外イベント
国際交流、多文化共生、オフグリッド……。5月の爽やかな空の下、多様な人々が出会い、それぞれの違いを見つめてきた「みなちが」は、28回目を迎える今年で最終回を迎えることになりました。パフォーマンス会場では朝鮮農楽、アイヌの歌、沖縄のエイサーが、展示会場では福島やウクライナ・キーウ関連の写真展、みなちがの軌跡が、体験イベントでは羊の毛刈りや大道芸が繰り広げられます。「みんなちがってみんないい」ーーそれは浅川の河川敷に転がって目を閉じたとき、ココロとカラダから出てくるコトバのことです。
(21_21 DESIGN SIGHT “The Year 2121: Futures In-Sight”)photo by Harumi Shimizu
新しい聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」を主宰する、音楽家・サウンドアーティストevalaの作品『-a』が展示されます。聴覚の次元から、私たちの新たな経験を探求してきたevala氏。その作品たちが与える空間の揺らぎは、単なる音の経験と言うよりも、むしろ私たちの皮膚にじかに浸透していきます。そして音の震えが、地球の最下層にある空気の存在を明らかにし、私たちを生命の源へと導いてくれるのです。